年に1回ていねいに掃除しておきたいところ

大掃除はまとめてやると疲れてしまうので、11月ごろから長いスパンで計画的に行うとよいでしょう。

ふだんの掃除に加えて、年に一度は丁寧に掃除をしておきたいところは、押入れやクローゼットの中、カーペットやラグ、カーテンなどやソファや、サイドボードなどの大型家具のまわりです。 その他にも水回りや玄関など、数え上げればきりがありませんが、断捨離もかねて不用品の処分と同時に行うなら、11月ごろからゆとりをもって始めるのがよいでしょう。

押入れやクローゼット

押入れは、 中のもの<を全部取り出して、上の段から順に掃除機をかけます。

次に、から拭きして元に戻しますが、その際に買い替えのため使わなくなった寝具全般や客用布団、客用座布団などの処分を検討しましょう。

11月中なら不用品回収業者に依頼することも可能です。

押しれの中の不用な布団類の処分方法

何十年も全く使っていない寝具や座布団が押入れを占領しているお家は、意外と多いようです。処分を検討する際は以下の方法を参考にしてください。

・自治体の粗大ごみに出す：自治体によって費用やルールが違うため確認しましょう。

・不用品回収業者に依頼する：不用品回収は、回収する量によって違いますが、軽トラック１台で１万円前後からです。

・新しく買い替える場合：素材が綿か羽毛かによっても違いますが、無料で引き取ってくれる場合が多いようです。購入する際にお店に確認しておきましょう。   

・リサイクルショップで買い取ってもらう：不用ではあるものの新品同様の場合は、特に羽毛布団は買取可能のお店が多いようです。

ネットオークションに出品する:リサイクルショップ同様、必要とする人がいれば売れる可能性もあります。

カーペットやラグ・カーテン

カーペットやラグは毎日掃除機をかけていてもゴミやホコリ、髪の毛などが絡んでいることがあります。

また、足跡や食べ物や飲み物などがこびりついた状態に気づかないまま過ごしていることもあるかもしれません。長年に渡る汚れは、取れにくいものです。

また、布製品は臭いや汚れが付きやすく、ダニの発生原因になることもあるため、ある程度のサイクルで買い替えることが多いようです。

もし、新しく買い替えてもよいと思う場合は、掃除をする前に不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。

例えば、便利屋さんなどに依頼すると、引き取ってもらった後、部屋全体の掃除をしてもらうことも可能です。

自分でカーペットやラグ、カーテンをキレイにするには？

絡んだゴミやホコリは粘着ローラーなどを使うか、ゴム手袋をつけてカーペットやラグに対して垂直に手を置いてこするように動かすと、かなり取れます。

足跡やこびりついた汚れは、固く絞った雑巾で叩くようにして拭き、それでも取れない場合は、雑巾に住居用洗剤をスプレーして、再度叩くようにして拭き、仕上げにキレイな雑巾で水ぶきします。

臭いが気になるようなら重曹を振りかけ、しばらく置いてから掃除機をかけて、吸い取ります。しかし、ウールなどの天然繊維には向かないのでクリーニングに出すか、掃除専門業者に相談しましょう。

また、特別厚手のカーテンや天然繊維のものはクリーニングに出す必要がありますが、市販のものなら、晴れた日に風通しの良い場所に濡れたまま吊るしておくとシワにならず、ほとんど1日で乾きます。

ソファやサイドボードなどの大型家具まわり

ソファやサイドボード、食器棚、冷蔵庫など大型家具の後ろやまわりには、ほこりが溜まりがちです。

ソファやサイドボードなどの大型家具まわりの掃除が大変なので処分したいものの、玄関まで運び出すこともできないとお悩みの方も多いようです。

高齢になると、掃除をきっかけに足腰を痛めてしまうこともあります。

使い古しの長めの菜箸などにぼろ布を巻き、大型家具の後ろや下を後掃除をする方法もありますが、部屋を広く使いたいため家具の処分を検討しているなら、不用品引き取り業者を利用することも選択肢に入れましょう。

まとめ

気になっていた押入れやクローゼットに長年詰め込まれた不要な布団類や今では着ることもない衣服の処分や、臭いや汚れが染みついたカーペットやラグ、カーテンなどは、大掃除の際に思い切って処分することも考えましょう。
また、ソファなどの大型家具を部屋を広く使いたいため処分したい場合などは、費用はかかりますが不用品回収業者や便利屋さんに頼むと、自治体の粗大ごみのように運び出す手間がかからず、広々とした清潔な空間を手に入れることができます。

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