トイレの清掃について考えてみよう

トイレは狭い空間だから、少しの心がけで清潔にしておくことが可能です。

家族が毎日使う場所なので、使用後は各人がトイレットペーパーでサッと拭いておくと、毎日の汚れが溜まることなく、2～3日おきの掃除でキレイが保てます。 この記事では、トイレ掃除のコツについてお伝えします。

便器の掃除の基本は使った人がその都度清潔にしておくこと

近年では洗剤タンクに洗剤を入れておくと、泡噴射ノズルで便器を清掃してくれる自動清掃機能付きのトイレが人気です。

例えば、４人家族で１ヵ月ほど掃除をしなくても、汚れやニオイが気にならないと言ったふれこみです。
優れモノのトイレには憧れるものの、まだまだ使えそうなトイレを買い替えるのは、もったいないと思ってしまいます。では、従来のトイレを清潔に保つには、どうすればよいのでしょうか？

トイレ掃除は使った人がおこなう

トイレは使った人が便座や蓋の裏をトイレットペーパーでサッと拭き、水を流した後に汚れが残っていないかどうかを確認し、汚れていた場合は、トイレ用洗剤を1滴たらしておくだけで、清潔さを保つことができます。

小さいお子さんがいらっしゃる場合は、キッズ用のさまざまなグッズを利用して、清潔さを保ちましょう。

家族全員が「トイレは常に清潔であるべき」といった意識を持つことが大事です。

便器の中や便器まわりの掃除は2～3日おきにおこないましょう

子どもたちもある程度大きくなれば、「トイレを清潔に保つ」ことを教えるべきですが、子どもが用を足した後の仕上げは、お母さんもしくはお父さんなど大人がやりましょう。

市販のトイレ用掃除シートで流せるタイプのものなら、短時間で掃除が終わります。

便器全体のていねい掃除や床掃除は週に1回の目安でおこないましょう

便器の中やふちの裏側、温水洗浄機のノズルなどは、使い古した柔らかめの歯ブラシに洗剤をつけて優しくこすり洗いをします。

仕上げのカラ拭きには、古布を適当に切ったものをストックしておき、使用後は廃棄しましょう。

トイレの便座カバーやマットは必要？それとも不必要？

何もつけない派とつける派に分かれますが、カバー類はもともと汚れを拡散しないためにつけるものであって、単なるインテリアではありません。

しかし、こまめに洗わないと意味がなく、トイレ臭の原因になりかねません。 必要か不必要かは、主に掃除をする人の都合で決めるとよいでしょう。

頑固な汚れ対策について

トイレの掃除がついつい後まわしになってしまい、気がついたら「さぼったリング」ができていたり、タンクが黒ずんでいた場合も、気がついた時点で何とかしてしまいましょう。

「さぼったリング」の取り方

➀まずはバケツに水を汲み、水を一気に流し、便器の中の水位を下げます。

②クエン酸水を黄ばんでいる部分にスプレーして、トイレットペーパーを貼り付け、30分ほど置きます。

③水で貼り付けたトイレットペーパーを流したあと、使い古した柔らかめの歯ブラシでこすります。

トイレのトラブルについて

トイレがつまった、トイレの水が止まらなくなったなど様々なトラブルがおこる場合がありますが、自分でできる応急処置についてお伝えします。

トイレがつまるのは、多量のトイレットペーパーや紙ナプキンなどを流した場合が多いようなので、まずはラバー（スッポン）で、流れるかどうか試してみましょう。

もし、何度もトイレが詰まるようなら、長年使っている便器に尿石が付着していることがあるので、プロの業者に清掃を依頼するのもひとつの方法です。

また、戸建ての場合は、草木の根っこが屋外の排水桝や排水管に侵入している場合もあるので、ふたを開けて点検してみましょう

トイレの水が止まらないときは、応急処置として止水栓を締めます。次に元栓（門扉や玄関周りにあるメーターボックスの中にある）を止めます。

原因が分からない場合は、プロの業者に相談しましょう。

まとめ

トイレは常に清潔にしておきたいと、誰もが思っています。

しかし、体調の悪い時もあれば、仕事が忙しすぎるなど、さまざまな理由から掃除を怠ってしまうこともあります。

常にトイレ掃除のことが頭の片隅にあるような状態なら、迷わず専門の業者に依頼しましょう。

ハウスクリーニング業者や家事代行 、便利屋さんなどにトイレの清掃を頼むことができるので、ネット上などで比較検討し、自分に合った業者を選びましょう。

また、故障などのトラブルに関しては水回りの工事ができる業者に依頼するとよいでしょう。清掃業者の中にも水回りの工事が可能な業者も存在するので、確認してから依頼しましょう。

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