遺品整理を業者にお願いする際の注意点

遺品整理業者に遺品整理を依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、料金や作業内容などを比較することをおすすめします。

複数の業者から見積もりを取ることを相見積もりと言いますが、料金やサービス内容が比較でき、納得のいく業者を選ぶことができます。

様々な理由から、遺族が遺品整理を速やかに行えない場合は、業者に依頼することで心身の負担が軽減されます。

しかし、信頼できる業者ばかりとも言えません。

後々のトラブルを防ぐためにも、信頼できる業者にお願いすることが大事です。 この記事では、遺品整理を業者にお願いする際の注意点いついてお伝えします。

遺品整理は本物のプロに依頼しょう！

プロフェッショナルともいえる遺品整理業者は、遺品整理に必要な様々な資格を取得し、さらに遺品の取り扱いに詳しい遺品整理士が事業所に在籍しています。

ホームページも定期的に見直されていて、最新の情報も掲載されています。

一方、安さのみを売りにしている業者もいます。

遺品整理に関してはご本人がお亡くなりになっているので、ご遺族様にとっても価値がある物かゴミにすぎないかが、分からない場合もあると思います。

仮に見積価格が少々高くても、様々の資格を取得していて、遺品整理士が在籍している業者に依頼する方が、結果的には安心できます。

古物商許可証を取得している遺品整理業者なら遺品を買い取ってもらえる

骨とう品や貴金属、ブランド品、家電や家具、楽器や玩具類などの趣味に関するの品物などは、ご遺族様にも価値が分からないことが多いようです。

古物商許可証を取得している遺品整理業者に依頼すると、相場を把握しているので的確な値段で買い取ってもらうことも可能です。

なお、業者にすべてお任せすると、当然のことながら費用は高くなるので、どう考えてもゴミでしかないものは、体力や気力があれば事前に処分しておくとよいでしょう。

相見積もりについて

複数の業者からの見積もりを取ることを相見積もりと言いますが、1社だけの見積もりで決めてしまうと、料金やサービス内容の比較ができません。

そのため、遺品整理業者を選ぶにあたっては、3社ぐらいから見積もりを取るとよいでしょう。

最終的に納得のいく業者を選ぶことが大事なので、担当の人に直接会うこともおすすめします。

相見積もりに含まれる基本の作業内容について

利用料金に含まれる内容は、ほぼ以下の通りです業者にとって内容が多少違ってくるため、相見積もりを取る際に、各業者から基本の作業内容について記した書面をもらっておきましょう。

・遺言書や各種契約書類、など貴重品の捜索

・不用品と必要なものの仕分け作業

・不用品の回収及び処分

・買取品の査定及び買取

＊業者にとって内容が多少違ってくるため、相見積もりを取る際に、各業者から基本の作業内容について記した書面をもらっておきましょう。

遺品整理の費用相場は

遺品整理の費用は、部屋の間取りや作業人数、作業時間によって違ってきます。

おおよその目安としては、

▶1R・1K30,000円～80,000円
▶1DK50,000円～120,000円
▶1LDK70,000円～200,000円
▶2DK90,000円～250,000円
▶2LDK120,000円～300,000円
▶3DK150,000円～400,000円
▶3LDK170,000円～500,000円
▶4LDK以上220,000円～600,000円

くらいです。

＊エレベーターのない集合住宅や駐車場が遠いなどの住環境によっても、費用は違ってきます。依頼する際は、依頼者が状況をしっかり伝えた上で、訪問見積もりをしてもらい、納得のいく業者に決めましょう。

遺品整理業者と依頼者間のトラブルについて

次のようなトラブル例が消費者庁などに報告されています。

・安く見積もられていたにもかかわらず、実際には作業後に高額な費用を請求された。

・電化製品などを山の中に不法投棄された。

・遺品整理業者による窃盗行為があった。

・高額な価値のある遺品を、価値のないものと偽り処分された。

＊遺品整理業者と依頼者間のトラブルがあった場合は、速やかに消費者庁や警察に相談しましょう。

まとめ

高齢化社会が進む中で、遺品整理を遺品整理業者に依頼する世帯が増えています。

依頼する際は、複数の業者から見積もり（相見積もり）を取り、料金や作業内容などを比較し、納得のいく業者に家まで来てもらいましょう。

担当者に直接会い、作業内容などの詳細を記した書面を受け取っておくと、安心して お願いできます。

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