生前整理や遺品整理の費用を安くするには自分でゴミを捨てる＆処分する

2024年9月9日

生前整理や遺品整理の費用を安くするには
自分でゴミを捨てる＆処分する

生前整理や遺品整理といえば、堅苦しく考えがちですが、生前整理はなるだけ体力がある若いうちから始めたいものです。遺品整理は故人が遺したものを家族が処分するわけですが、価値があるものかガラクタなのかが分らない場合が多いようです。中には、大事な通帳や現金などが本に挟んであったりすることもあるようです。

家族の関係が希薄になっている時代ですが、例えば親が生存しているなら、少しでも元気なうちに、子ども世代がゴミを捨てるたり処分する手伝いをしてあげましょう。

生前整理の費用を安くするには

住環境を整えることで安全で暮らしやすくなりますが、生前に自分で整理を行うと、身も心も軽くなります。

生きていく限り持ち物は増えるので、スッキリ整理された住空間を保つには、定期的に不用品を処分する必要があります。

もっとも手軽に費用を安くする方法は、自分で持ち物の仕分けをして、自治体のルールにしたがって処分することです。

自治体によってルールが違うので、各自治体のホームページや広報をチエックし、日時やゴミの出し方を守って、少しずつ整理していくとよいでしょう。

また、自治体では取り扱っていない家電リサイクル法の対象品や危険物などは、費用はかかりますが、信頼できる業者に依頼する方法も検討しましょう。

生前整理の際にやっておきたい財産の整理

生前だからできることのひとつが、財産目録の作成です。

「財産なんてないから」と言っても、各種ロオーンが残っていれば、それは負の財産になります。

現金、通帳、キャッシュカード、クレジットカード、土地家屋に関する書類、有価証券、保険証券、契約書、領収書、請求書、借入金、ローンなどの重要書類や、貴金属、美術品、ブランド品など、遺産相続の対象となるものを全て書き出しておきましょう。

親が生存中に子ども世代が整理をする際の注意点

子ども世代が「よかれ」と思って親の持ち物の整理を始めても、親が不愉快に思うこともあります。

なるべく親の意見を聞き、迷っているようなら一時保管も考えましぉう。

重要書類などは一括して保管するように話し、それとなく金庫などの暗証番号も聞いておくとよいでしょう。認知症が進行すると暗証番号を忘れてしまうこともあります。

遺品整理の費用を安くするには

遺品整理とは遺族が故人の持ち物を整理することですが、自治体のごみ収集のルールに従って不用品を処分することで費用を安くすることができます。

その方法として最も簡単な方法は、自治体のクリーンセンターに自家用車などで持ち込むことですが、重量や高さなどに制限があるため、事前に確認する必要があります。

それ以外にも大きな家財道具のタンスやベッドなどは自宅前まで来てもらえる自治体もありますが、指定の場所までは自分たちで運ばなければならない自治体もあるので、利用しやすいかどうかを調べてから依頼しましょう。

遺品整理を業者に依頼する場合に費用を安くする方法

運び出しが困難な大型ゴミや家電類、その他の重量物は、プロの業者に依頼することも検討しましょう。

その際、当然のことながら、遺された家族が故人の持ち物を細かく選別して事前に自治体のゴミ収集に出しておくことで、依頼された業者は不用品を選別をするスタッフを減らすことができ、依頼する側は費用を安くすることに繋がります。

業者に見積もりを依頼する場合は、例えば冷蔵庫の中の物の処分、タンスやクローゼットの中の物の処分、キッチンやお風呂、トイレなどの小物などの処分をしてからにしましょうよう。

生前整理や遺品整理の相場について

生前整理は、自分が生きているうちに行い、遺品整理は、主に遺族が行います。
生前整理および遺品整理サービスの料金の内訳は、作業費を含む人件費、車両費、回収運搬費、廃棄物処分費をあわせたものですが、基本的に間取りによって変わります。
一般的な料金相場は以下のようになりますが、業者に依頼する前に、できるだけ物を減らしておくことで、数万円もの費用が安くなることもあります。

・生前整理や遺品整理の相場はほぼ同じですが、状況によって変わってきます。

▶1R、1Kでは、作業人数1〜2名で3万円〜8万円程度

▶1DK2〜3名5万円〜12万円程度

▶1LDK2〜4名7万円〜20万円程度

▶2DK2〜5名9万円〜25万円程度

▶2LDK3〜6名12万円〜30万円程度

▶3DK３〜７名15万円〜40万円程度

▶3LDK4〜8名17万円〜50万円程度

▶4LDK以上4〜10名22万円〜60万円程度