遺品整理を業者に依頼する際は遺品整理士が在籍しているかを確認しよう

現代の日本は、少子化が進む一方、高齢者世帯が増え、単身世帯も多くなりました。

昔は、遺族が行っていた遺品整理も、様々な状況から遺族が片付けることが不可能となり、業者に依頼する傾向にあります。

遺品の整理は、不用品の片付けと違って、遺族の心に寄り添った気配りや知識が必要です。

遺族に代わって遺品整理を行う遺品整理士が在籍する業者に依頼すると、安心して任せることができます。

遺品整理士とは？

遺品整理士とは、遺族に代わって遺品整理を行うことができる資格です。

遺品整理に関わる法的な決まりや、遺品整理の手順などを学びます。
2010年に発足した資格で、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。

この資格がなければ遺品整理ができないわけではありません。

しかし、遺品整理を依頼したい業者に、遺品整理士資格を所持している人が在籍していると、事業所の経営者が遺品整理の仕事に真摯に取り組んでいることが分り、 かなり信用できます。

遠く離れた親の遺品整理を頼む際は遺品整理士が在籍しているかの確認を！

現在20,000人以上の遺品整理士が、全国の事業所に在籍しています。

例えば、遠く離れた親の遺品整理士を頼む際などに、業者選びは迷いがちです。

そんな時には、依頼したい業者に、しっかり講習を受けた遺品整理士資格者が在籍しているかどうかをチエックしましょう。

なぜなら、一般社団法人遺品整理士認定協会では、本人が資格取得以降もスキルアップのためのセミナーなどを定期的に行っているので、常に新しい情報を入手しているからです。

遺品整理士に生前整理も相談できるの？

本人がまだ元気なうちに、身のまわりの整理をしておきたいが、何から始めてよいかわからない場合には、遺品整理士に生前整理について相談することも可能です。

遺品整理士が在籍している業者なら、現時点でのハウスクリーニングや不用品の回収なども、適切なアドバイスを受けながら進めていくことができます。

ひとり世帯が増える中で、気軽に相談できるのが事業所に在籍している遺品整理士です。

人生100年時代と言うものの、少しでも若いうちに身のまわりをすっきりさせておくことで、広い空間で安全に暮らすことができます。

遺品整理を業者に依頼する際に確認しておきたいこと

遺品整理のみではなく家庭ごみの処分や、骨とう品や趣味の品物の買取なども行ってほしい場合は、許可書が必要です。 依頼したい業者が、以下のような認可を得ているかどうかを確認しておきましょう。

一般廃棄物収集運搬許可書

一般家庭から出たゴミの収集や運搬、処分に必要です。

しかし、一般廃棄物収集運搬許可書を持つ遺品整理業者はそれほど多くなく、一般廃棄物収集運搬許可書を取得している別の業者に委託していることもあります。

そのこと自体は 特に問題ないので、もし依頼したい業者が一般廃棄物収集運搬許可書を取得していない場合は、委託先を聞いておくと安心できます。

産業廃棄物収集運搬許可証

産業廃棄物は、事業活動によって生じる金属くず、紙くず、廃油、燃え殻などになります。

遺品整理だけでなく、工場などの整理も依頼したい場合は、可能かどうかを確認しておきましょう。

古物商許可証

遺品を買い取ってもらいたいなら古物商許可証が必要なので、確認しましょう。

遺品整理士の在籍

遺品整理士の資格を持ったスタッフが在籍していると、遺品についての正しい知識があるため、後悔することなく片付けが進みます。

損害賠償保険に加入しているか

仮に遺品を破損したり紛失した際のトラブルに備えて、依頼する業者が損害賠償保険に加入しているかどうかも事前に確認しておきましょう。

まとめ

様々な時代背景から、遺品整理の需要が増えています。

そんな中で「安さ」を売りにした、無許可の業者もいるようです。

宣伝文句に惑わされずに、許可書の確認や遺品を適切な処理が行える遺品整理士が在籍しているかどうかなども調べて、納得のいく業者に依頼しましょう。

便利屋本舗　ブルームとは？

お気軽にお問い合わせください。047-335-9898受付時間 10:00-18:00

その他の関連記事